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尚弥 恒成と4ラウンド豪華スパー実現「お互い良い時期にできた」

[ 2021年11月5日 05:30 ]

田中恒成(左)とのスパーリングを行った井上尚弥。2年ぶりの国内防衛戦に向けて3階級制覇王者同士の“豪華対決”が実現した
Photo By 代表撮影

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が4日、横浜市の大橋ジムで前WBO世界フライ級王者・田中恒成(26=畑中)と4ラウンドのスパーリングを行った。井上は来月14日にIBF6位アラン・ディパエン(30=タイ)と防衛戦、現在スーパーフライ級の田中は同11日に石田匠(29=井岡)と再起戦を予定。その調整の一環として豪華共演が実現した。

 プロ5戦目で世界王座獲得、12戦目での3階級制覇達成と、井上の国内最速記録を塗り替えてきた田中だが、“初対決”は1階級上の井上が実力差を見せつけた。2回以降はプレスをかけて接近戦に持ち込み、華麗なステップも披露。終始優勢に進め、「良い緊張感がもらえるようなスパーリングでした。お互い良い時期にスパーできた」と収穫を口にした。2人は5日もスパーを行う予定という。

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2021年11月5日のニュース