拳四朗陣営がJBCに質問状送付 V9戦での故意バッティング主張
プロボクシングの前WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29=BMB)の陣営が5日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、王座から陥落した9月22日の矢吹正道(29=緑)との試合の裁定についての質問状を送付したことが分かった。
寺地は9回の攻防で右目上を切って流血。直前にバッティングがあったが、矢吹のヒッティング(有効なパンチ)による傷と判断され、10回TKOで敗れた。
寺地陣営は試合後に映像を見直し。父の寺地永会長(57)は「バッティングは故意に見えた」とし、弁護士を弁護士を交えて質問状を作成し、JBCに内容証明郵便で送付したという。
6日正午の時点で質問状はJBCに届いていないものの、試合のスーパーバイザーを務めた安河内剛氏は「質問状が届き次第、きちんと対応したい。内容を確認し、当日の試合役員、ローカルコミッションにはレポートを提出するよう指示する。最終的な判断はWBCがすることなので、レポートを精査してWBCに報告します」とした。
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