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JBC&JPBA、タイムキーパーらの感染予防策を「合理的見直し」へ

[ 2021年10月6日 16:33 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は6日、オンラインで新型コロナウイルス連絡協議会を開催し、タイムキーパーやリングアナウンサーら試合役員の感染防止策などの変更を決めた。

 これまでタイムキーパーやリングアナウンサーはフェースシールドやエプロン(防護服)を着用していたが、これをやめ、試合ごとに交換を義務付けていたレフェリーのシャツも「状況に応じて」に変更。また、ボクサーが落としたマウスピースを拾う際のトング使用もやめる。

 以前からタイムキーパーのフェースシールド着用には「時計が見にくい」などの指摘があり、また、試合役員よりもリング近くに座るジャッジがフェースシールドやエプロンを着用していないという矛盾もあった。変更を求める声は上がっていたものの、感染拡大が続く中での“緩和”は見送り、感染者が減少しているタイミングで「合理的な見直し」に舵を切った。

 一方で、JPBAの新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)は「今後も感染対策は徹底して行っていく」とし、東京・後楽園ホールの選手控え室に注意事項を掲示。ガイドライン違反に対しては具体的に罰則を科すことを周知していくなどの方針を示した。 

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2021年10月6日のニュース