リゴンドー、カシメロに敬意「この男は他の多くの選手に欠けていた勇気を持っている」
プロボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンで行われる。13日(同14日)には前日計量が行われ、王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)はリミットの118ポンド(53.5キロ)、挑戦者で同級4位のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が117・5ポンド(53・2キロ)でパスした。
計量後のフェースオフでは、リゴンドーがカシメロにサングラスを外すように要求。カシメロは笑顔で応じ、リゴンドーがそのサングラスを自らかけると、会場は笑いに包まれた。
リゴンドーは同日、自身のツイッターを更新し、「カシメロの計量パスを祝福する。私はそれが簡単ではないことを知っている。この挑戦を受け入れた彼の功績を認める。この男は他の多くの選手に欠けていた勇気を持っている」と投稿した。
リゴンドーはWBA正規王座を保持しているが、WBAは試合を承認しておらず、試合開始と同時にリゴンドーの王座を剥奪するとしている。
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