那須川天心「選ばれた人なんだなと」　幼少期に空手で対戦した並木の銅メダルを祝福

東京五輪第13日　ボクシング女子フライ級級準決勝 （ 2021年8月4日    両国国技館 ）

那須川天心
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　キックボクサーの那須川天心（23）が銅メダルを獲得した並木への祝福メッセージを本紙に寄せた。奮闘した幼なじみを「銅メダルおめでとう！なかなか、こういう舞台で戦うことはできないことだし、日本を背負って戦ってくれてありがとう」とねぎらった。

　空手の支部が同じで、幼稚園や小学生時代には対戦経験もある。当時の並木を「ファイトスタイルと同様に、ブレない、一生懸命な人だった」と振り返り、「僕にはできないこと。彼女にしかできないことをやってくれて、素晴らしいと思いましたし、選ばれた人なんだなと思いました」と称賛した。五輪期間中も連絡を取り合っており「終わったら、ご飯をおごる約束をしていました」と明かした。

　自身は来月23日に鈴木真彦（山口道場）と対戦することが発表されたばかり。来年にはボクシング転向も決まっている。「さらに、やる気になりました。周りにこういう人がいると熱くなれるし、僕も負けてられないと思いました」と言葉に力を込めた。