高山勝成は2階級制覇ならず「思わぬストップに驚いた」 王者ソトに9回TKO負け

[ 2021年5月9日 12:03 ]

TKOで王者エルウィン・ソト(右)に敗れた高山(AP)
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 プロボクシングのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチは8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで行われ、挑戦者で同級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)は9回2分44秒、TKOで王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に敗れた。試合後に関係者を通じて次のようにコメントした。

 「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました。ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後の私のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します。試合結果としては残念ですが、次戦につなげます」

 かつてミニマム級(リミット47・6キロ)で世界主要4団体を制した高山が初めてライトフライ級(同48・9キロ)で臨んだ世界戦。手数は圧倒的に多かったものの、印象的なヒットは少なかった。逆に序盤から王者の右オーバーハンドや左フックを食らい、劣勢が続いた。大振りが多かった王者が9回終盤にコンパクトに連打を重ねたところで、レフェリーが試合を止めた。高山は“まだ、やれる”と不満を示すようにシャドーボクシングで素早い動きを見せた。

 16年8月に33歳3カ月で加納陸(大成)を下してWBO世界ミニマム級王座を獲得して以来約5年ぶりの世界戦。勝てば37歳11カ月での世界王座獲得となり、長谷川穂積(真正)の35歳9カ月を塗り替え、日本男子最年長記録だったが、果たせなかった。

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