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37歳・高山 日本男子最年長世界王者へ「奪取します」前日計量パス

[ 2021年5月9日 05:30 ]

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者エルウィン・ソト《12回戦》同級11位・高山勝成 ( 2021年5月8日    米テキサス州アーリントン )

WBOライトフライ級タイトルマッチの計量に臨む高山(中央)
Photo By 共同

 世界戦の前日計量が7日に開催地の米テキサス州アーリントンで行われ、世界2階級制覇を狙う挑戦者の高山は王者ソトとともに48・8キロでパスした。16年8月以来5年ぶりの世界戦へ「無事に計量をクリアできて安心しました。明日(8日)の試合でベストを尽くし、世界タイトルを奪取します」と意気込んだ。

 試合4日後の12日が誕生日。37歳11カ月で世界王座を獲得すれば、長谷川穂積の35歳9カ月を塗り替え、日本男子最年長記録となる。今春に大学卒業した際に「“年取ったわ”とかネガティブな言葉を口に出さず、アクティブに過ごせば若々しくいられる」と“中年の星”になることを誓った高山。豊富な手数と軽快なフットワークで24歳の王者を圧倒し、自身の言葉を実証する。

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