ボクシング亀田興毅会長の初興行、和毅の再起戦は延期　緊急事態宣言の発令受け

亀田興毅会長（左）と和毅（3150ファイトクラブ提供）
Photo By 提供写真

　プロボクシングジムの3150ファイトクラブは5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定していた初興行を延期すると26日、発表した。大阪府に緊急事態宣言が発令されているため。亀田3兄弟の長男、亀田興毅会長（34）は次のようにコメントした。

　「苦渋の決断です。緊急事態宣言が発出された中で、政府とJBC（日本ボクシングコミッション）の判断に従います。いきなりの試練を迎えましたが、まだまだこれからです。いろいろ（興行の）新しいやり方を考えているので、楽しみにしていてください」

　この興行のメインイベントは三男・和毅（29）が務め、56・5キロ契約8回戦で9勝（1KO）10敗2分けの三宅寛典（32＝ビッグアーム）との対戦が組まれていた。大阪で試合出場すれば、13年12月にWBO世界バンタム級王座初防衛戦でイマヌエル・ナイジャラ（ナミビア）を判定で下して以来。約7年半ぶりの地元凱旋はもう少し先になる。