井岡一翔、昨年末世界戦検査で大麻成分に陽性反応 代理人は「嫌疑晴れた」とコメント
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が昨年12月の世界戦の際のドーピング検査で大麻成分に陽性反応を示していたことが26日、関係者の話で分かった。井岡の服部真尚弁護士によると、違法薬物や不正薬物を摂取したことは一切ない。
日本ボクシングコミッション(JBC)が義務づけた検査で反応が出たため、JBCが警察に相談。同弁護士は事情聴取を受けたことを認め「捜査は終了したと聞いており、嫌疑は晴れたと理解している」とコメントし、JBCからは倫理委員会を開催するとの連絡があったという。JBCは近日中に発表文を出すとした。
ドーピング検査は通常、A検体で陽性が判明すれば予備のB検体を使って再度検査し、確定させる。複数の関係者によると、その検査の前に検体が警察に渡された。服部弁護士によると、B検体に関しての連絡を受けていない。
井岡は2019年6月に日本男子初の世界4階級制覇を達成。昨年末のタイトルマッチでは田中恒成(畑中)を下し、2度目の防衛に成功した。
2021年4月26日のニュース
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