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岩佐亮佑 天国の祖母に勝利届けられず…不完全燃焼の5回TKO負け

[ 2021年4月4日 05:30 ]

アフマダリエフに5回TKOで敗れた岩佐(AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBA・IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦は3日(日本時間4日未明)、ウズベキスタンの首都タシケントで行われ、IBF暫定王者・岩佐亮佑(31=セレス)がムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)に5回TKO負け。1度もダウンすることなく、連打を浴びて後退しただけでレフェリーに試合を止められる不完全燃焼に終わり、天国の祖母に勝利を届けることはできなかった。

 先月10日に大好きだった祖母・高橋シヲノさんが94歳で亡くなった。同14日に執り行われた葬儀に参列した岩佐は、シヲノさんからの“ご祝儀”を受け取った。シヲノさんには7人の孫がいたが、その中で未婚は岩佐だけ。祖母は結婚した時のために“ご祝儀”を生前から用意していたのだという。

 岩佐は08年のプロデビュー戦のファイトマネーで買った金のネックレスを肌身離さず身につけていたが、それを売却し、祖母からの“ご祝儀”をプラスし、“形見”として新たな金のネックレスを購入。敵地タシケントに乗り込んだ。

 「亡くなって逆に近くにいてくれる。ウズベキスタンでも僕の試合を見てくれるような気がします」と話し、祖母に勝利を報告することを誓っていたが、結果はレフェリーストップによる無念のTKO負けとなった。

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