東日本ボクシング協会、興行中止の会場キャンセル料補填を1月で終了
東日本ボクシング協会は20日、オンラインで定例理事会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行中止となった場合の会場キャンセル料の補填を1月いっぱいで終了することなどを決定した。会場キャンセル料に関しては日本プロボクシング協会(JPBA)が15万円を上限に支給し、不足分を東日本協会が補填していたが、JPBAの支給が1月末までのため、補填も終了する。これまでにキャンセル料が発生した例は3件だったという。
また、パンチアウトジムの赤城武幸会長から会員資格を譲渡された染谷敬喜会長の入会を承認。シャイアン大嶋ジムの休会、イマオカジムの退会も報告された。イマオカジムは元東洋太平洋フェザー級王者の今岡武雄会長が2003年に開設した。今岡会長は退会について「運営上の問題」と説明。すでにプロ選手5人の移籍は決まったという。プロ加盟からは外れたものの、今後も一般営業は継続する。現在は東京・渋谷など関東と関西で8カ所のジムを運営している。
なお、2月21日に東京・後楽園ホールで開催される全日本新人王決定戦は無観客で開催されることが、この日までに決定した。理事会後にリモートで取材に応じた新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)が明らかにした。
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