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天心 判定勝ち 21年ついに武尊と激突へ「一緒に盛り上げましょう」

[ 2021年1月1日 05:30 ]

RIZIN.26 ( 2020年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN26>那須川(右)はダウンを奪えず判定勝ち(撮影・篠原岳夫)
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 “神童”那須川天心(22=TARGET/Cygames)とK―1スーパーフェザー級王者の武尊(たける、29=SAGAMI―ONO KREST)の対戦が実現に向けて大きく前進した。この日の那須川の試合を武尊が初めて観戦。その後に取材に応じた武尊が21年に中立のリングで闘う準備が進んでいることを明かした。

 那須川の試合が始まる前にリングサイドに現れたのが武尊だった。その状況でムエタイ戦士のクマンドーイとの一戦に臨んだ那須川は、ダウンこそ奪えなかったものの圧倒的なパンチ力の違いで3―0の判定勝ち。キックボクシングで38戦全勝としたリング上でマイクを握ると、武尊に向けて「本当にありがとうございます。一緒に格闘技界を盛り上げましょう」と話した。リングを下りると2人だけで言葉を交わした。

 長年、対戦が熱望されながら団体の壁などに阻まれて実現しなかったビッグカード。その間も武尊は動いていた。大会終了後の取材には「格闘技界がもっと大きくなっていく試合にしないといけない」と語り、那須川が主戦場とするRISE、RIZINや武尊のK―1ではなく「中立なリングをつくってやりたい」と構想を明かした。

 武尊は1月24日にK―1の試合があり、近い将来のボクシング転向を視野に入れている那須川は2月28日にRISEでの試合が決まっている。その2試合が終わった後、両雄は最接近する。

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