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中谷正義、9回逆転TKO勝利 1年5カ月ぶりの再起戦飾る

[ 2020年12月13日 14:16 ]

<WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦>9回TKO勝利を飾った中谷正義(帝拳ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングのWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦10回戦は12日(日本時間13日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで行われ、前東洋太平洋ライト級王者でWBO世界同級14位の中谷正義(31=帝拳)はWBO12位、IBF5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)に9回TKO勝ちを収めた。4回までに2度ダウンを奪われたが、9回にカウンター気味の左ジャブでダウンを奪い返すと、立ち上がったベルデホに強烈な右を浴びせ、劇的な逆転KO勝利を飾った。

 中谷は2014年1月に東洋太平洋ライト級王座を獲得し、11度防衛。昨年7月にはIBF世界ライト級王座挑戦者決定戦で昨年7月のテオフィモ・ロペス(米国)に判定で敗れたが、今年10月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を下して4団体統一王者となったロペスを苦しめた。プロ初黒星を喫し、1度は引退を表明したが、帝拳ジムに移籍し、今回が1年5カ月ぶりの再起戦だった。

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2020年12月13日のニュース