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木村が逆転で10試合連続KO勝ち スーパーウエルター級王者となって初戦の打ち合い制す

[ 2020年12月13日 20:21 ]

K―1 WORLD GP 2020 JAPAN~K―1冬の大一番~   ○木村(2R、TKO)アビラル● ( 2020年12月13日    東京・両国国技館 )

<K-1GP>アビラル(左)と打ち合う木村(撮影・島崎忠彦)
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 スーパーウエルター級のスーパーファイトで、木村“フィリップ”ミノル(27=ブラジル/PURGE TOKYO)が10試合連続KO勝ちを収めた。

 1Rはアビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール/志村道場)の右ストレートを受けて先にダウンを喫したが、20秒後には左ストレートでダウンを奪い返した。2分すぎには右フックで2度目のダウンを奪うなど、一気に形勢は逆転した。強烈なパンチを受けたゴンナパーは左こめかみ付近から出血した。2Rは強烈なパンチを受けながら倒れなかったが、度重なるドクターチェックの末に、2R終了直前にドクターストップに。木村はTKO勝ちとなった。

 木村にとって、スーパーウエルター級王者となって最初の試合。リング上では「チャンピオンで一発目は一撃KOで仕留めたかったが、相手もタフだったのでこういう内容になった」と述べた。それでも、身長で14センチ勝る相手に足を止めてパンチを浴びせ続け「試合をするのが楽しみでした」と一定の満足感を口にした。

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2020年12月13日のニュース