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タノンサック陣営グリーンツダの本石会長が京口の公開練習視察「さすがですね。強いです」

[ 2020年10月19日 20:09 ]

公開練習で2ラウンドのスパーリングを披露した京口紘人(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)が19日、都内の所属ジムで3度目の防衛戦(11月3日、インテックス大阪)に向けて公開練習を行った。

 挑戦者で同級10位タノンサック・シムシー(20=タイ)陣営のグリーンツダジム・本石昌也会長も視察し、「京口君は大阪出身なので子供のころから知っている。今日はどういう覚悟でこの試合に臨むのか、彼の表情とかを見たかった」と説明。「さすがですね。強いです。気迫も伝わってきました」と警戒感を強めた。

 タノンサックは7日に来日し、現在は2週間の隔離中。本石会長によると、ジムのスポンサー企業が所有するマンションにエアロバイクやトレーニング器具などを用意し、自主練習を継続。食事は会長自ら毎日3食届けているという。

 「1日3時間ぐらい練習しているようです。体重も毎日報告させている。真面目な性格なので大丈夫でしょう。(来日前に)100ラウンド以上のスパーリングをやっているので、この2週間は疲れを抜く期間と考えています」

 隔離は21日までで、22日からはスパーリングなどの実戦練習も再開。23日には公開練習も予定されている。本石会長は「残された10日間で最終調整。オーバーワークにならないよう細心の注意を払ってやっていきたい」と話した。

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2020年10月19日のニュース