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京口紘人が公開練習 V3へ自信「完勝したい」1時間半たっぷり汗

[ 2020年10月19日 19:14 ]

公開練習で2ラウンドのスパーリングを披露した京口紘人(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)が19日、東京都内の所属ジムで3度目の防衛戦に向けて公開練習を行った。11月3日に大阪市のインテックス大阪で同級10位タノンサック・シムシー(20=タイ)と対戦する。

 ジム練習生でB級でプロテストを受験予定の吉田京太郎(23)と2ラウンドのスパーリングを披露したほか、シャドーやミット打ちなど約1時間半、たっぷりと汗を流し、「良い仕上がり。自分自身に期待している」と自信を示した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で久田哲也(35=ハラダ)と対戦した昨年10月のV2戦以来、1年1カ月ぶりの試合。海外でのスパーリング合宿や外国人パートナーを招へいすることはできなかったが、2週間前には、その久田を大阪から招き、4日間連続の集中スパーを実施。吉田や中山祐太(25=勝又)らを相手に80ラウンド超のスパーを消化しており、調整に不安はない。

 14勝12KO無敗のタノンサックについて「若くて無敗で勢いのある選手」と警戒しつつ、「(自分と)同じ14戦のキャリアだけど、14戦の“濃さ”が違う。その差を見せたい」と言い切った。コロナ禍の中で国内ボクシング興行再開後初めての世界戦、YouTubeチャンネルでライブ配信される国内初の世界戦と注目が集まる中、京口は「求められるものも高いと思うけど、期待に応えられるように頑張りる。面白い試合をしたい。一番分かりやすいのはKO。チャンスがあれば狙いたいが、一番は完勝したいですね」と意気込みを語った。

 この日、YouTubeチャンネル登録者数10万人突破を記念した銀の盾も届けられ、「思ったより重い。重量感がありますね」と笑顔を見せていた。

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