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八重樫、引退表明 子供たちには「特に何も言ってないですね」

[ 2020年9月2日 05:30 ]

引退会見する八重樫東(中)。左は松本好二トレーナー、右は大橋秀行会長(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 ボクシングの元世界3階級制覇王者、八重樫東(37=大橋)が1日、オンラインで記者会見し、現役引退を表明した。

 【八重樫に聞く】
 ――一番印象に残っている試合は?
 「ローマン・ゴンサレス選手と試合をした時。あんなに楽しい試合はなかった」

 ――現役時代に後悔、やり残したことは?
 「悔いというものは必ずあるので言ったらキリがない。常に前を向いて今日より明日がいい日になればと思って進んでいるので後悔はないです」

 ――激闘王というニックネームについて
 「大好きです。これからも自分の宝物です」

 ――お子さんたちには引退を伝えたのか?
 「伝えてないです。特に何も言ってないですね。試合がないのはそういうことなんだろうって」

 ――一番つらかった時期は?
 「ケガが多かった時期。日本王者の頃ですね。ボクシングができないことが一番つらかった」

 ――4階級制覇への思いは?
 「もちろん希望はしていたが、そこまでは執着していなかった。現役を続ける理由として4階級制覇を掲げていたので、ここまでやれて十分です」

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2020年9月2日のニュース