井上尚弥　こどもの日にエール「こんな時だからこそ前を向き一緒に頑張ろう」

こどもの日に合わせ、メッセージを発信した井上（大橋ジム提供）
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　プロボクシングのWBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（27＝大橋）が、さまざまな制約を受けて生活する子供たちへエールを送った。5日の「こどもの日」に合わせ、所属する大橋ジムを通じてメッセージを発表。2児の父でもある井上は子供たちの心情を気遣いながら「こんな時だからこそ前を向き、明るい未来が待っていると信じて一緒に頑張りましょう！」と前向きに過ごすことの重要性を説いた。

　米ラスベガスで予定されていたWBO王者ジョンリール・カシメロ（31＝フィリピン）との3団体統一戦は延期。「今積み上げた事は必ず未来の自分に返ってくると信じています」の言葉は、自分自身にも向けられているようだった。

　【尚弥メッセージ全文】
　日本全国の子供達へ
　今、学校にも行けず友達と遊ぶ事も部活や習い事に行く事も難しい状況が続いていると思います。新学期のスタートが切れず、不安を抱えている人も多いでしょう。
　でもそんな今、家での時間がたくさんあるからこそ、自分なりの自分にしか出来ない時間の過ごし方を見つけるのも大事な事だと思います。
　その時間がやがて、自分だけのノウハウや技術に繋がる事もあるかも知れません。
　今積み上げた事は必ず未来の自分に返ってくると信じています。
こんな時だからこそ前を向き、明るい未来が待っていると信じて一緒に頑張りましょう！
　井上　尚弥（原文のまま）