ボクシング 田中、成松、森脇が五輪代表に 開催国枠で選出
日本ボクシング連盟は20日、都内で東京五輪代表の国内枠選考決定会議を開き、男子でフライ級の田中亮明(26=中京学院大中京高教)、ライト級の成松大介(30=自衛隊)、ミドル級の森脇唯人(23=自衛隊)の3人を新たに代表に選出した。今月のアジア・オセアニア予選(ヨルダン)で五輪出場枠を獲得した男子ウエルター級の岡澤セオン(24=鹿児島県体協)、女子フライ級の並木月海(21=自衛隊)、同フェザー級の入江聖奈(19=日体大)は既に代表に決まっており、現時点で東京五輪代表は計6人となった。
日本の東京五輪開催国枠は男子が4階級、女子が2階級。アジア・オセアニア予選で男子が1階級、女子が2階級の出場枠を獲得し、男子で開催国枠を使用する残り3階級を28日までに国際オリンピック委員会(IOC)へ申請することになっていた。日本連盟は開催国枠出場階級決定にあたり「アジア・オセアニア予選の結果及び内容」「過去の実績」を踏まえて選ぶと規定しており、男子は2017年世界選手権、18年アジア競技大会、19年アジア選手権と世界選手権の4大会が過去の実績の対象となっていた。
今回代表を選出しなかった階級については世界最終予選で出場枠獲得を目指す方針だが、5月13日からパリで予定されていた同予選は新型コロナウイルスの感染拡大により中止が発表されている。
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