松本好二トレーナーの長男・圭佑がプロ転向「父親を超える!」、5月デビューへ
WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26)らが所属する大橋ボクシングジムは20日、松本好二トレーナー(50)の長男・圭佑(20)がプロに転向すると発表した。
松本は小、中学時代にU―15大会5連覇を果たし、みなと総合高では選抜大会優勝、インターハイ3年連続準優勝などの実績を残し、東農大に進学。フジテレビのスポーツドキュメンタリー番組「ミライ☆モンスター」に9度出演した期待のホープで、東京五輪出場を目指していたが、ブロック予選で敗退したため、プロ転向を決断して昨年末で大学を中退した。父から譲られたスーツで会見に臨んだ松本は「ずっと憧れていた舞台に立てるので今はワクワクしている。偉大な先輩の背中を追って世界チャンピオンを目指したい」と力強く抱負を語った。
父の好二トレーナーは元日本フェザー級、東洋太平洋同級王者で、指導者として八重樫東らを世界王者に育てたが、自身は3度の世界戦も惜しくも世界王者になることはできなかった。松本は「父が世界王者になれず、自分の中にも悔しい気持ちがある。父親を超えるという思いがモチベーションになっている」と明かした。
プロ転向については迷いもあったが、井上とドネアのWBSS決勝を観戦し、「すごい方が近くにいるので同じ環境で練習すれば、自分が得るものが大きい」と判断。また、井上本人からも「早い方がいいよ」と背中を押されたという。
大橋秀行会長は「小学3年から(ジムに)来ていたので不思議な気持ちだが、この日が来るのを楽しみにしていたので感慨深い」と話し、「センスは子どものころからあったが、精神的な強さがずば抜けている」と評価。3月11日にプロテストを受験し、5月28日に後楽園ホールでデビューさせる計画を明かした。会見に同席した好二トレーナーは「子どもに夢を託すという気持ちとは違う。子どもが夢を持って、それをかなえたいというのであればサポートしたい」と少し複雑な表情で話した。
2020年2月20日のニュース
-
【新日本】鷹木、27分を超える大死闘制しNEVER無差別級王座初防衛!「これがプロレスだ!」
[ 2020年2月21日 00:00 ] 格闘技
-
「日本プロレス殿堂会」発足会見に藤波、長州、天龍そろい踏み 引退・現役選手をサポート
[ 2020年2月20日 20:43 ] 格闘技
-
六島ジム会長を4900万円脱税罪で起訴 元世界王者の名城氏ら育てる
[ 2020年2月20日 19:44 ] 格闘技
-
松本好二トレーナーの長男・圭佑がプロ転向「父親を超える!」、5月デビューへ
[ 2020年2月20日 17:19 ] 格闘技
-
“アマ8冠”中垣プロ転向!5・28デビュー「2年で世界王者になりたい」
[ 2020年2月20日 05:30 ] 格闘技