松本好二トレーナーの長男・圭佑がプロ転向「父親を超える!」、5月デビューへ

[ 2020年2月20日 17:19 ]

プロ転向を発表した松本圭佑(右)と父でトレーナーの松本好二さん
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 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26)らが所属する大橋ボクシングジムは20日、松本好二トレーナー(50)の長男・圭佑(20)がプロに転向すると発表した。

 松本は小、中学時代にU―15大会5連覇を果たし、みなと総合高では選抜大会優勝、インターハイ3年連続準優勝などの実績を残し、東農大に進学。フジテレビのスポーツドキュメンタリー番組「ミライ☆モンスター」に9度出演した期待のホープで、東京五輪出場を目指していたが、ブロック予選で敗退したため、プロ転向を決断して昨年末で大学を中退した。父から譲られたスーツで会見に臨んだ松本は「ずっと憧れていた舞台に立てるので今はワクワクしている。偉大な先輩の背中を追って世界チャンピオンを目指したい」と力強く抱負を語った。

 父の好二トレーナーは元日本フェザー級、東洋太平洋同級王者で、指導者として八重樫東らを世界王者に育てたが、自身は3度の世界戦も惜しくも世界王者になることはできなかった。松本は「父が世界王者になれず、自分の中にも悔しい気持ちがある。父親を超えるという思いがモチベーションになっている」と明かした。

 プロ転向については迷いもあったが、井上とドネアのWBSS決勝を観戦し、「すごい方が近くにいるので同じ環境で練習すれば、自分が得るものが大きい」と判断。また、井上本人からも「早い方がいいよ」と背中を押されたという。

 大橋秀行会長は「小学3年から(ジムに)来ていたので不思議な気持ちだが、この日が来るのを楽しみにしていたので感慨深い」と話し、「センスは子どものころからあったが、精神的な強さがずば抜けている」と評価。3月11日にプロテストを受験し、5月28日に後楽園ホールでデビューさせる計画を明かした。会見に同席した好二トレーナーは「子どもに夢を託すという気持ちとは違う。子どもが夢を持って、それをかなえたいというのであればサポートしたい」と少し複雑な表情で話した。

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