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王者京口、番狂わせ許さん!地元大阪凱旋「圧勝したい」

[ 2019年10月1日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   スーパー王者・京口紘人《12回戦》同級1位・久田哲也 ( 2019年10月1日    エディオンアリーナ大阪 )

意気込みを話す京口(撮影・平嶋 理子)
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 前日計量が行われ、2度目の防衛を目指すスーパー王者・京口紘人はリミットの48・9キロ、挑戦者で同級1位の久田哲也は100グラム軽い48・8キロで一発パスした。ラグビーW杯は日本代表の大金星で盛り上がっているが、京口は自身の試合での番狂わせ阻止を誓った。

 待望の大阪凱旋。京口の言葉に王者の誇りと決意がにじみ出ていた。「負ける気はさらさらない。僕は世界の一線で戦ってきた。国内でしのぎを削ってきた選手との差を見せて圧倒したいと思っている」。45戦のキャリアを持つ挑戦者に対し、京口はわずか13戦だが、うち6戦が世界戦。経験の“濃厚さ”では負けていない。

 調整も万全で、この日の朝の体重は100グラムアンダー。「水分を取って、あとは代謝で」と計算通りにリミットでパス。会見では「明日(1日)は僕が世界チャンピオンになる日」という久田の言葉に対し「明日は(人気ラーメン店の)天下一品の日」とジョークで返す余裕も見せた。

 現在、開催中のラグビーW杯では日本代表が世界ランク2位のアイルランドを破る大金星。京口は「快挙ですよね」と称賛しつつ、自身が格上として戦う試合での番狂わせは「封じます」と断言。「内容にもこだわってチャンピオンらしく勝ちます」と力強く宣言した。

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