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京口紘人、2度目の防衛も反省「見せ方で上回っただけ」

[ 2019年10月1日 22:20 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   ○スーパー王者・京口紘人 判定3―0 同級1位・久田哲也● ( 2019年10月1日    エディオンアリーナ大阪 )

王座防衛を果たした京口紘人(左から2人目)=撮影・後藤 大輝
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は1日、エディオンアリーナ大阪で行われ、スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)が挑戦者で同級1位の久田哲也(34=ハラダ)に判定3―0で勝利し、2度目の防衛に成功。戦績を14勝無敗とした。

 ハードパンチャーの両者が序盤から打ち合う激しい展開。9回に右アッパーから右フックの連打で京口がダウンを奪うが、挑戦者は耐え抜き、最終ラウンドへ。12回、ここまで手数で勝る京口は距離をとる形を選択。久田の猛攻をかわして判定3―0で勝利を手にした。

 大阪府和泉市出身の京口と同堺市出身の久田の大阪決戦。男子世界戦では「令和」初となった日本人対決で、プロデビューから国内最速の1年3カ月で世界王者となったエリートがプロ16年46戦目で世界初挑戦の苦労人を退けた。

 試合後、京口は「王者になって凱旋試合でモチベーションが高かったが、久田選手が凄く仕上げてきていて、自分は(これまでの)13戦の引き出しを全部出したが、ダウンとった右フックとジャブしか上回ることができなかった。あとは(ジャッジに対する)見せ方で上回っただけ。反省して次に向けて精進します。申し訳ありませんでした」と挑戦者を称え、冷静に自身の試合内容を振り返った。

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