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井上尚弥 約3カ月ぶり本格スパー再開「動き自体は悪くなかった」

[ 2019年8月6日 17:31 ]

<井上尚弥スパーリング>東京五輪ボクシング日本代表候補の森坂(左)とスパーリングを行う井上尚弥(撮影・島崎忠彦)
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めているWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が6日、横浜市のジムでスパーリングを再開した。リオデジャネイロ五輪代表で東京五輪の代表候補でもある森坂嵐(23)を相手に4ラウンド。本格スパーは約3カ月ぶりながら全日本選手権ライト級3連覇中のトップアマを圧倒し、「試合に向けてのスタート、始まりという感じ。戦う感覚はまだまだだけど、動き自体は悪くなかった。これからですね」と手応えを口にした。

 決勝では5階級制覇王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)と激突する。ドネアには2014年12月にWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦した時にアドバイスを受けたが「あまり覚えていない。ただ、当時は体がデカいイメージがあったけど、前回(グラスゴーでのロドリゲス戦)会った時はデカさは感じなかった」という。

 先月下旬には宮古島で走り込み合宿を敢行。今月中旬にはフィリピンからスパーリングパートナーも来日予定で、11月にも予定される決勝に向けての準備を加速させる。決勝の開催時期や会場については米メディアが11月7日にさいたまスーパーアリーナと報じたが、大橋秀行会長(54)は「お盆前後には会見できると思う」と話すにとどめた。

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2019年8月6日のニュース