村田“因縁”レフェリーも余裕 2年前に不可解判定負け「逆に今回は安心」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者ロブ・ブラント≪12回戦≫同級4位・村田諒太 ( 2019年7月12日    エディオンアリーナ大阪 )

<ボクシング会見>世界戦を前した会見を終えポーズをとる村田諒太(左)とチャンピオンのロブ・ブラント (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 ダブル世界戦の公式会見が10日、大阪市内で行われ、WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラントと再戦する村田諒太は改めて勝利へ強い決意を示した。レフェリーは、17年5月に“疑惑の判定”で敗れたアッサン・エンダム(フランス)第1戦と同じルイス・パボン氏(プエルトリコ)が務めるが、それもプラスに捉え、王座奪還を目指す。

 村田の表情が一瞬だけ曇った。エンダムとの第1戦と同じパボン氏がレフェリーを務めることを問われた時だ。

 「それは僕も気になりました。ロープまで吹っ飛んでいるのに、ダウンを取ってくれなかったりしたし…」

 優勢と思われた展開で不可解な判定負け。パボン氏は、その試合を裁いた人物。ただ、国内外で批判が起き、WBAはエンダム勝利と採点したジャッジ2人を6カ月の資格停止処分とした上で再戦を指令した。村田は「逆に一回そういうのがあるから今回は安心じゃないですか」と前向きに捉えた。

 その試合で唯一、村田を支持したラウル・カイズ氏(米国)が今回もジャッジに入ったのも“朗報”だ。「前回の敗戦からボクシングも人間としても成長できた。あさって(12日)はそれを見せたい。(ベルトを)必ず取り返す。それだけです」と力を込めた。

 昨年10月の敗戦から9カ月。充実した時間を過ごしたことは言動に表れた。会見中にも時折、笑みを浮かべ、写真撮影では笑顔でブラントをエスコート。気負いではなく、余裕を感じさせた。

 「関西弁の応援が多くなるんでしょうね。関西のヤジはタイガースを見ても凄いので、ヤジられないようにします」。14年5月の京都以来となる地元・関西での試合とあって6500席のチケットは完売。試合2日前になって、さらに試合の公式スポンサーが増えるなど期待も高まる中、村田は明日、運命のリングに立つ。

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「WBSSバンタム級トーナメント準決勝 井上尚弥VSエマヌエル・ロドリゲス」特集記事

2019年7月11日のニュース