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武居 3戦連続KOでK―1頂点!武尊不在も主役演じた

[ 2019年7月1日 05:30 ]

スポニチ後援「K―1 WORLD GP 2019」スーパー・バンタム級世界最強決定ト ーナメント ( 2019年6月30日    両国国技館 )

<K1ワールド・GP2019>トーナメント決勝 優勝した武居(撮影・荻原 浩人)
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 現スーパー・バンタム級王者・武居由樹(22=POWER OF DREAM)が優勝し“最強”を証明した。準決勝で玖村兄弟の兄・修平(22=K―1ジム五反田チームキングス)を1RKO、決勝では弟・将史(20=同)を2Rで退けるなど3戦連続のKO勝利。トーナメントの頂点に立った。

 K―1初開催の両国国技館で武井が強烈な存在感を発揮した。1回戦、準決勝は連続して1RでKO勝ちし、決勝では玖村将がバランスを崩した一瞬の隙に、顔面へ強烈な左キックを叩き込んだ。3戦連続KO勝利。トータル490秒で頂点まで駆け上がった。

 K―1を代表する武尊が不在の大会。「夜も眠れないぐらい追い込まれていた」と振り返る重圧を感じつつ、自らのモチベーションを高め、結果を残した。かつて“悪ガキ”だった少年はキックボクシングと出合い、ジム会長宅に住み込んで練習の日々を過ごし、17年4月にK―1王座を獲得。それから2年。大会の主役という重責も果たし、目標とする「格闘技界の凄い2人」に一歩近づいた。

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