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井上尚弥いとこ・浩樹がTKO初防衛「ゆくゆくは世界を」

[ 2019年7月1日 21:53 ]

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>3R、池田竜司(左)からダウンを奪う井上浩樹(中)(撮影・西海健太郎)
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 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦は1日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・井上浩樹(27=大橋)が挑戦者で同級8位の池田竜司(23=竹原慎二&畑山隆則)を5回34秒、TKOで下して初防衛に成功。戦績を14戦14勝11KO無敗とした。

 井上は序盤からスピードで池田を圧倒。軽快なフットワークを使い、右ジャブをヒットさせた。2回に左ストレートで最初のダウンを奪うと、3回には右フックで2度目のダウンを奪う。そして迎えた5回、ノーモーションの左が池田の顔面にヒット。後退する挑戦者を一気にコーナーに追い詰め、レフェリーが試合をストップした。

 WBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)、WBC同級暫定王者・井上拓真(23)のいとこ。今年4月に細川バレンタイン(角海老宝石)に判定勝ちして王座を獲得。KO勝ちを逃し、尚弥からは“注文”を付けられたが、初防衛戦で見事なKO勝利。アニメ大好きの“アニオタ王者”は「序盤は良かったと思います。ただ、そこからの流れが課題かなと。でも前回よりはちょっとは良くなったと思うし、これから、もっと強くなれると思う。ゆくゆくは世界を狙えるように頑張りたい」と声を弾ませた。

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