勅使河原 5回KOで新王者!東洋太平洋Sバンタム級、「体が自由自在に動いた」

[ 2018年10月11日 21:58 ]

東洋太平洋のベルトを獲得した勅使河原(右)は輪島功一会長と笑顔(撮影・中出 健太郎)
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定12回戦は11日、東京・後楽園ホールで行われ、同級5位で前WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の勅使河原弘晶(28=輪島功一スポーツ)が同級9位グレン・サミンギット(29=フィリピン)に5回1分10秒KO勝ちして新王者となった。勅使河原は22戦18勝(11KO)2敗2分け、サミンギットは25戦21勝(11KO)4敗。

 「入場のネタがなくなったのでハロウィーン風で」というベネチアンマスクを着け、踊りながら派手に入場した勅使河原は1回、打ち下ろしの右カウンターを決めてダウンを奪う幸先良いスタート。その後はやや狙い過ぎて手数が減ったが、3回終盤に右フックで2度目のダウンを奪い、5回にはガード越しの右アッパーで倒してテンカウントを聞かせた。

 スーパーバンタム級に上げて減量中に筋肉を落とす必要がなくなったという勅使河原は「スパーリングどおり、体が自由自在に動いた。一番合ってる階級。この階級で世界チャンピオンになります」と宣言した。元3階級制覇王者・長谷川穂積氏のジムへ出向いて教わった体幹トレーニングで体のバランスを修正したほか、9月末から10月中旬までは単身、フィリピン合宿を実施。スパーリングや山道ダッシュで心身を鍛えた以外にも、ボロボロのリングや用具でもたくましく練習する現地選手たちを目の当たりにして「日本は本当に環境に恵まれていると考えさせられた。人としても成長できた」という。ガードの上からでも叩いたのは、元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一会長のアドバイスどおり。少年院にいた頃、輪島会長の伝記を読んでボクシングを志した28歳は「僕の中には昭和の、輪島功一の魂が宿っている。僕が現代の輪島功一になります」と胸を張った。

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「村田諒太」特集記事

2018年10月11日のニュース