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比嘉の失態、十分に予想できた…階級変更先送りし続けた陣営の責任重い

WBC世界フライ級タイトルマッチ   比嘉大吾VSクリストファー・ロサレス ( 2018年4月15日    横浜アリーナ )

計量をオーバーした比嘉(左)に声をかける具志堅会長と計量をパスしたロサレス
Photo By スポニチ

 【記者の目】最近の海外選手による体重超過問題は、体にダメージが残る減量をあえてせず、王座を剥奪されても勝利を優先する意図的なケースが目立つ。比嘉は明らかに異なるが、結果的に世界戦が正常に実施できなくなったのは同じだ。現役時代、減量に苦しみながらも体重をつくった帝拳ジム・浜田剛史代表の「どんな形でも試合が決まったら落とすのは当たり前」との言葉は重い。

 比嘉は野木トレーナーの方針でフィジカル強化を重視してきた。体幹トレや坂道ダッシュで足や背中の筋肉を鍛え、97センチを計測した胸囲はミドル級の村田諒太と1・5センチ差だ。筋量がアップしたぶん体重を落とせる余地は減り、試合前は調整トラブルが常だった。昨年5月の世界挑戦前はストレスも重なってパニック障害を起こし、同10月の初防衛戦は計量後のリカバリーに失敗。今年2月のV2戦も2日前に足がつり、減量よりも水を飲んで回復に努めたほどだ。

 比嘉自身も王座奪取前からフライ級は限界と訴え、階級変更を希望していた。だが、具志堅会長が希望する地元・沖縄での興行開催や急な世界戦決定で、先送りされてきた。本人はもちろんだが、十分に予想できた失態を招いてしまった陣営の責任も大きい。(ボクシング担当・中出 健太郎)

[ 2018年4月15日 09:35 ]

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