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王座剥奪の比嘉 9回TKO負けで初黒星 ロサレスに苦杯、連続試合KOもストップ

[ 2018年4月15日 20:43 ]

プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦   前王者・比嘉大吾―同級2位クリストファー・ロサレス ( 2018年4月15日    横浜アリーナ )

2回、カウンターの左をもらう比嘉(右)
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 プロボクシングのダブル世界戦が15日、横浜アリーナで行われ、WBC世界フライ級タイトルマッチは、体重超過で王座剥奪となった前王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)が同級2位のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)に9回1分14秒、TKO負けした。ロサレスが新王者となり、デビューから16試合目で初黒星となった比嘉は連続試合KO勝利が15でストップした。

 接近戦で打ち合いを展開した比嘉。しかし、9回、陣営からタオルが投げ込まれた。王座剥奪に加え、元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史(帝拳)らと15試合連続KO勝利で並んでいた国内ジム所属選手の歴代最多記録更新もならなかった。日本選手として世界戦初の体重超過に加え、教訓とすべき一戦となった。比嘉の通算戦績は16戦15勝(15KO)1敗。

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