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Sフライ級ラストマッチでV7を!「井上尚弥らしい試合でKOで倒したい」

[ 2017年12月29日 14:42 ]

計量を終えファイティングポーズを取る王者・井上尚弥(左)とヨアン・ボワイヨ    
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 ボクシングのダブル世界戦(30日、横浜文化体育館)の公式計量が29日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは7度目の防衛を目指す王者・井上尚弥(24=大橋)がリミットいっぱいの52・1キロ、挑戦者の同級6位ヨアン・ボワイヨ(29=ランス)は600グラムも軽い51・5キロでパスした。

 井上は「毎回この瞬間はホッとする」と表情を崩し、「自分の中ではスーパーフライ級は最後と決めている。ここでつまずくわけにはいかない」とコメント。「見ているのは明日の試合」と断りながらも、強豪から対戦を避けられっぱなしだったスーパーフライ級について「正直やり残した感があるし、ガッカリした気持ちもある。来年、バンタム級へ行ける楽しみと、いろいろな気持ちが混ざり合っている」と話した。

 手足が細い印象のボワイヨに関しては「体はあまり見ていなかった。背の高さは立っている時は気にならないけど、構えた時に気になる部分はある。明日見ていきたい」と語った。「1つの区切り」というプロ15戦目へ向け「スーパーフライ級ラストになるので、井上尚弥らしい試合をしてKOで倒したい」と抱負を述べた。

 また、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは2度目の防衛戦の王者・拳四朗(25=BMB)がリミットより300グラム軽い48・6キロ、挑戦者の同級11位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)が100グラムアンダーの48・8キロだった。

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2017年12月29日のニュース