広島・佐々木泰「とにかく力つけたい」 早期1軍昇格へ原点回帰、まずは「直球はじき返せるように」

[ 2026年5月15日 05:05 ]

2軍調整が続く佐々木
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 広島・佐々木泰内野手(23)が、早期の1軍昇格に向けて、速球対策に精を出していると14日までに明かした。2年目の今季は、開幕「4番」でスタートするも、打率・180と打撃不振に陥り、5日に登録を外れた。再調整期間では「直球をはじき返せるように」と原点回帰。守備でも、外野起用に備えて準備を進めている。

 佐々木は、逆襲に燃えている。開幕を「4番」で迎えながら、わずか1カ月ちょっとでの2軍降格。悔しさを晴らすべく、バットを振り続けている。

 「結果も見えてしまって、焦りとかもあった。実力がついていれば関係ないので、とにかく力をつけたいと思っている」

 長打量産を掲げてスタートした2年目。4月4日の阪神戦ではプロ初本塁打を記録した一方、打率は2割前後で推移する物足りない日々が続いた。低調が続いた一つの要因について佐々木は言う。

 「真っすぐを捉えられていなかった。いつもより早くタイミングを取ってしまい、変化球も(普通なら)振らない球も振ってしまっていた。真っすぐをはじき返せる準備ができていなかった」

 投手と対峙(たいじ)する以前に、己と闘っていた。練習では、バットのヘッドを使って強い打球が打てるようスイング軌道の悪癖修正に取り組んだ。その他、多角的に改善を図ってきたが、打率・180、2本塁打、5打点。得点圏でも同・182と精彩を欠き、5日に登録を外れた。早期昇格に向け、新井監督から降格時にもらった助言を胸に試行錯誤を続ける。

 「強い直球をはじき返せるように。去年やっていた上から(バットを出す)というのを意識してやっている。監督に言われたことを意識して、上から、左脇が開かないように、と」

 速球への意識を改めたことで、成果も出始めている。降格後はファーム・リーグ5試合に出場して20打数7安打、打率・350。「いい感覚も増えてきている」と手応えをのぞかせた。守備では、左翼、右翼で先発するなど、昇格した際の外野起用に備えて準備を進める。

 「言われたところでできるように、いい準備をしていきたい。やっていく中で課題とかも見えてくるので、そこはつぶしていけるようにやっていきたい」

 現状の実力を認めて研さんを重ねる。15日に再登録が可能となるが、早期昇格へ自ら道を切り開いていく。 (長谷川 凡記)

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