阪神ドラ1・立石正広 26日交流戦初戦で1軍昇格の可能性浮上 藤川監督が時期ほのめかす

[ 2026年5月15日 05:15 ]

26日の交流戦初戦で1軍昇格する可能性が出てきた立石
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 阪神・ドラフト1位の立石(創価大)が、26日の日本ハムとの交流戦初戦で1軍昇格する可能性が出てきた。この日の甲子園での練習後、藤川監督が時期をほのめかした。

 「段階を追ってになりますけど、もうすぐ交流戦も始まりますしね」

 金の卵を焦らせまいと、すぐに「そういうタイミング(交流戦)になるかもしれないし、それ以前かもしれないし、それ以降かもしれない」とぼやかした。あくまで選択肢の一つ。それでも、阪神のスター選手だった新庄監督と甲子園で戦う注目カードは、天性の長距離砲にとって申し分ない設定だ。

 ここまでは故障との戦いだった。1月の右脚肉離れを皮切りに、3月下旬には左手首の関節炎、4月中旬にも右太もも裏の筋損傷を発症し、計3度離脱した。しかし、今月12日の独立リーグ日本海・石川戦で25日ぶりに実戦復帰をすると、いきなり2安打2打点の活躍。翌13日の富山戦でも1安打を放った。非凡な打力でブランクを感じさせなかった。

 昇格へのハードルもクリア目前に迫る。藤川監督が目安に掲げる「ファームで50~60打席」は、24日までに予定される2軍戦を消化すれば達成する見込み。外野経験が浅い立石にとって、DH制が採用されるパ・リーグ本拠地のゲームは、守備の負担を減らして打撃に専念できる格好の舞台でもある。交流戦は、プロとしての第一歩を踏み出す上で、これ以上ないタイミングだ。

 「彼のような選手がデビューをするときは、対戦相手、自チームの選手、いろんなところを見ながらになる」と指揮官は語る。全国の虎党の前でベールを脱ぐ時は、着実に近付いている。(倉世古 洋平)

【立石の経過】

 ▽1月17日 新人合同自主トレのベースランニング中に下肢の張りを訴える。

 ▽同19日 大阪府内の病院で「右脚の肉離れ」の診断。

 ▽2月1日 春季キャンプは具志川組(2軍)スタート。

 ▽3月17日 ファーム・リーグのオリックス戦に「5番・DH」で実戦デビュー。第1打席で左前打を放ち“実戦初打席初安打”。

 ▽同19日 ファーム・リーグのオリックス戦でプロ1号となる満塁本塁打。

 ▽同28日 大阪市内の病院で「左手首の関節炎」と診断されたと球団が発表。

 ▽4月14日 ファーム・リーグのソフトバンク戦で実戦復帰。「5番・左翼」で先発し、3打数無安打で2三振。

 ▽同21日 「右ハムストリングスの筋損傷」のため別メニュー調整を行うと球団が発表。

 ▽5月12日 独立リーグ日本海・石川との交流試合で実戦復帰。「5番・指名打者」で出場し、3打数2安打2打点。

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