ソフトバンク・正木智也 いざ1軍復帰!準備は入念、最先端マシンでエース級との対戦想定練習も

[ 2026年5月15日 06:00 ]

15日に1軍復帰予定の正木
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 ソフトバンクの正木智也外野手(26)が、15日の楽天戦(楽天モバイル)で1軍に復帰する。オープン戦期間中に右足の蜂窩(ほうか)織炎で離脱。昨季に続く手術で出遅れて悔しい思いをしたが、復帰後を見据えて入念に準備を進めてきた。4月下旬に首位から陥落し、3位まで後退したチームは乗り切れない状況が続いている。貴重な右打ちの大砲には、打線の起爆剤としての期待がかかる。

 ここから武器のバッティングで存在感を示す。正木は自身の“開幕”を前に強い思いを口にした。

 「2年連続の手術となり本当に悔しかったです。それでもすぐに切り替えて、1軍で試合に出る時のことを考え、その日、その日でやれることをやってきたつもりです。そのことを信じてやりたいと思います」

 3月17日の中日とのオープン戦に右足の痛みがありながら強行出場し、右翼席に逆転3ランを放った。しかし翌18日には蜂窩織炎で入院、手術を余儀なくされた。昨季は開幕から5番を任されるも4月中旬に左肩を手術し、出場17試合とシーズンの大半を棒に振った。今季の逆襲を期していたが、またも悔しい離脱となってしまった。

 4月中旬の実戦復帰を目指すも状態が上向かずに、5月4日のファーム・リーグのオリックス戦までずれ込んだ。「思っていたより時間がかかり焦りもあった」。なかなか傷口がふさがらず、もどかしい思いをした。

 それでも1軍復帰を見据えた準備を怠ることはなかった。打撃練習が解禁されると、筑後ファーム施設で「トラジェクトアーク」を相手に毎日のように振り込んだ。実際の投手映像と球筋を再現可能な最先端マシンで、各チームのエース級との対戦を想定してバットを振った。2軍戦には6試合に出場し、準備を整えた。

 現在3位のチームは乗り切れない状況が続いている。4月12日時点で最大6あった貯金は現在1。今季のチームの打撃成績は、左打者が打率・251に対し、右打者は同・190。右のスラッガーとして正木が加われば打線の厚みは増す。

 過去に正木が本塁打を放った試合は、通算11勝1敗で勝率・917。打点をマークした試合は29勝6敗、勝率・829を誇る。打線のカンフル剤となり得る存在だ。約1カ月半遅れで開幕を迎える背番号31は「まず自分のことをしっかりやりたい。それが結果としてチームのためにつながればと思っています」と静かに闘志を燃やした。 (木下 大一)

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