DeNA 松尾のおかげです!V打含むマルチ&公式戦初タッグ・東を好リード

[ 2026年5月13日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―1中日 ( 2026年5月12日    横浜 )

<D・中>お立ち台でタオルを掲げる松尾(左)と東(撮影・篠原 岳夫)
Photo By スポニチ

 自覚がプレーに表れた。午前中、DeNAに激震が走った。正捕手・山本のソフトバンクへのトレード移籍が決定。この日先発の東とバッテリーを組んできた正妻が不在となり、4年目の松尾が急きょマスクをかぶった。

 「いろんな複雑な気持ちがあったけど、自分が背負ってやっていかないといけない」

 3月7日の楽天とのオープン戦で東をリードしたが、公式戦では初めて。それでも、いつチャンスが訪れてもいいようにと常に映像などで研究を続けていた。試合中もコミュニケーションを取りながら、積極的に配球面も提案。新コンビで東の6回2安打無失点の好投を引き出した。

 バットでも援護した。2回1死一、三塁で金丸のフォークをしぶとく右前に運ぶ先制適時打が決勝打に。4回先頭でも中前打し、今季2度目のマルチ安打で存在感を示した。

 「超えなければいけない」と話していた山本から多くのことを学び「“持っている感性を大事にしろ”と言ってもらったことを覚えている。技術面もだし、いろいろ勉強させてもらった」と感謝する。試合前、球場で顔を合わせ「頑張れよ。ケガはするなよ」と背中を押してもらった。

 これまでお立ち台では、東の「(山本)祐大のおかげです!」が決めぜりふで、Tシャツやタオルにもなった。この日、並んで立ったお立ち台では左腕から「(松尾)汐恩がいいリードをしてくれた」と声をかけられた。「これから自分がどんどん試合に出て、勝利に貢献できるように」とファンへ決意表明。チームにも松尾にとっても、この勝利が新たなスタートになった。(重光 晋太郎)

「DeNA」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年5月13日のニュース