中日・柳裕也 川上憲伸の球団記録に並ぶ初回先頭から6者連続K「早く打球が飛んでくれないかなって」

[ 2026年5月9日 05:05 ]

セ・リーグ   中日9─2巨人 ( 2026年5月8日    バンテリンドーム )

<中・巨(6)>斎藤(左)とグータッチで喜ぶ柳(撮影・光山 貴大)
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 技巧派の中日・柳が奪三振マシンと化した。試合開始直後のキャベッジから6者連続三振。川上憲伸の持つ球団記録に並び、56年に小山正明(阪神)が打ち立てた初回先頭から7者連続奪三振のプロ野球記録に迫っても、右腕は全く違うことを考えていた。

 「球場が変な空気になっていたし、早く打球が飛んでくれないかなって」

 3回先頭の中山に四球を与え、続く吉川に中前打を浴びて、一転、無死一、二塁のピンチ。ここからの粘りこそ真骨頂だ。危機を脱し、6回1/3を2失点の力投。4月3日ヤクルト戦以来の2勝目で、昨年からの巨人戦連勝を3に伸ばした。

 奪三振は4年ぶりとなる2桁10個。うち4個をフォークで奪ったところに今季の進化が見える。「昨年は自信なく投げていたけど、今年はいい感じ」。立浪前監督に勧められ投げ始めた“魔球”。横の変化と抜群の制球力に、新たな武器が加わった。

 打線も2発で今季最多の9得点。かみ合った投打の歯車が5月反攻を期待させる。 (堀田 和昭)

 ○…柳(中)が初回先頭打者から6者連続奪三振。初回先頭から6者連続奪三振は昨年9月18日西武戦の山下(オ)以来。中日では98年7月27日巨人戦の川上憲伸以来28年ぶり2人目となった。プロ野球記録は56年3月27日広島戦で小山正明(神)の7者連続であと1人届かなかった。なお、初回先頭からに限らない連続奪三振記録は22年4月10日オリックス戦で佐々木朗(ロ)が記録した13者連続。

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