日本ハム・ドラ1大川 1/3回5失点ほろ苦デビュー「ポジティブな要素もあった」経験糧に巻き返しへ

[ 2026年4月20日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―5西武 ( 2026年4月19日    エスコンF )

8回に登板し途中降板した大川(撮影・高橋 茂夫)
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 ほろ苦い1軍デビューになった。日本ハムのドラフト1位ルーキー・大川慈英投手(22)が19日の西武戦で、3番手として2点ビハインドの8回に登板したが、1/3回を投げ2安打5失点でマウンドを降りた。

 「ネガティブな要素もあったけど、ポジティブな要素もあった。反省するところは反省して、良かったところはしっかりと継続してやっていきたい」。

 本拠地エスコンを埋めた3万人超のファンの熱視線を浴びた。「緊張感はあった」と振り返るが、先頭・渡部を中飛に仕留めた。だが、林安可(リン・アンコー)の二ゴロを奈良間がはじいて走者を背負うと一気に崩れた。

 山村の右前打を挟んで、長谷川のスクイズを一塁手の清宮幸が本塁へ野選、悪送球すると、1死二、三塁から自らの暴投で失点を重ねた。何度も不運に見舞われる形となったが、大川は「(暴投のサイン間違いは)自分のミス」と言い訳しなかった。

 ただ、プロの洗礼となったマウンドから、今後に生きる糧も得た。「エスコンで投げた時間は1イニング投げる以上の量だった。そこは良い経験になった」。最速150キロを計測し「ボール自体はそんなに悪くない。割と自分の球は投げられた。(球速は)これからまだ上げられる」とホップするような直球をさらに磨く。新庄監督からも「いい投手でも最初の登板で打たれている人もいる。ここからが勝負」と声をかけられたという。

 総合格闘家の父と96年アトランタ五輪バレー代表の母の下に生まれ、スポーツ一家で培われた勝負強さと精神力を備える大川は前を向く。「自分の投球をする、自分のペースで投げて抑えるというところを一番のポイントとしていきたい」。新たな経験値を得た新戦力の巻き返しに期待だ。(小渕 日向子)

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