日本ハム・有原、開幕万全!V請負人しっかり課題修正「いい形で開幕迎えられる」

[ 2026年3月23日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム1―1ヤクルト ( 2026年3月22日    エスコンF )

オープン戦<日・ヤ>力投する先発の有原(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 昨季までソフトバンクでプレーし、今季から6年ぶりに古巣復帰した日本ハム・有原航平投手(33)が22日、ヤクルトとのオープン戦で先発し、4回1安打無失点と完璧な投球を見せた。ここまでオープン戦は2試合で計7失点だったが、開幕前ラスト登板で課題を修正。2年連続最多勝に輝き、チームも2年連続リーグ優勝に導いたベテランが、北の大地でも優勝請負人となる。なお、チームは巨人と同率でオープン戦1位となった。

 過去2度のオープン戦登板は何だったのか…。8日のロッテ戦、15日の巨人戦では計8回を投げて10安打7失点だった。ところが、開幕前ラスト登板で、有原はこれまでと一変した姿を見せつけた。
 「最後のオープン戦登板というのは、ちょっと自分の中で意識していました。投げたいボールを投げられたし、最後に良い形で開幕を迎えられる投球ができたかなと思います」

 圧巻の4回1安打無失点。しかも打者13人と対戦し、外野まで飛んだのはわずか3度だけ。初回は長岡、サンタナからカットボールで2者連続三振で立ち上がる。その後もチェンジアップなどを意識付け、4回には古賀を直球勝負で3球三振に仕留めた。2回に許した武岡の内野安打も、完全に打ち取った内容だった。

 6年ぶりに古巣復帰し、1月には新庄監督から、3・31ロッテ本拠地開幕戦で先発する方針を受け、ここまで調整を行ってきた。ソフトバンクでは2年連続開幕投手を担ったが、7回7失点となった昨季の反省を踏まえ、今季はスロー調整に取り組んだ。2月の沖縄キャンプには第3クールから合流。球速よりも制球や球質を意識してきた。オープン戦で結果が残らなくても「まだ球速にはこだわっていない。状態は上げていける」と語っていた。そんな言葉を体現した。

 この日は結果を意識して腕を振り、前回から直球は2キロアップ。最速147キロをマークするなど、背番号74は出力を上げながら、七色の球種を自在に操った。「前の2試合、結果が良くなかったけど確認もできたし、シーズン入ってしっかり投げたい」と5奪三振も狙い通りだ。

 古巣復帰だが、有原にとっては本拠地もユニホームも変わっており、新天地で迎える開幕のような気持ちだ。「1試合目、1球目からしっかり投げることが大事だと思う。シーズン通して最後まで投げ切るという思いを持ってスタートしたい」。ソフトバンクでは2年連続優勝に貢献。日本ハムでも16年の日本一を知る右腕が、円熟の投球で「優勝請負人」となる。(小渕 日向子)

続きを表示

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月23日のニュース