阪神・近本光司が自身初の先頭弾 最多安打獲得した21年以来OP戦アーチ 俊足巧打に“飛び道具”復活

[ 2026年3月15日 05:15 ]

オープン戦   阪神7―1広島 ( 2026年3月14日    マツダ )

<広・神>初回、近本は先頭打者本塁打を放つ(投手・高)(撮影・大森 寛明)
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 電光石火で先制点を挙げた。阪神不動のリードオフマン・近本が、チームでは17年高山俊以来9年ぶりとなるオープン戦先頭打者弾を放った。高が1ボールから投じた内角高め142キロに鋭く反応し、右翼ポール際へ。自身のオープン戦アーチは、最多安打タイトルを獲得し、いずれもキャリアハイの打率・313、10本塁打をマークした21年以来。“吉兆”の虹は、26年の進撃を予感させた。

 「ボール球だった。ホームランはホームランなので、それをどう捉えるかは捉え方次第。良くも悪くも、どちらとも捉えている。そのあとの2打席(二ゴロ、二飛)の方が大事なんじゃないかな」

 “悪球”に手を出した内容や、以降の凡退を反省したものの、5年ぶりの一発には満足感も漂う。ルーキーイヤーの19年から3シーズンで計28本塁打を放ちながら、以降4年は計20本塁打にとどまった。昨季までのプロ7年で盗塁王6度、5年連続ゴールデングラブ賞など、俊足巧打での貢献度は計り知れないが、昨今は影を潜める“飛び道具”が復活すれば、他球団にとっては脅威に他ならない。21年のような輝きをバットにも取り戻せば、まさに鬼に金棒だ。

 「開幕3カード目に(広島で)同じ週末のデーゲームもあるので、太陽の位置や打席の見え方は確認できた」

 オープン戦打率・333と、さすがの数字を残し、守備でも抜群の安定感を誇る。この日は左翼に中川、右翼に岡城が先発出場したが、コミュニケーションも問題なし。脂が乗りきった背番号5が、今季も猛虎の中心だ。(八木 勇磨)

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