通算173勝の桑田真澄氏「俺はここまで…」「非常に勉強になりました」 山本由伸のブルペンにうなる

[ 2026年3月1日 17:45 ]

<ドジャースキャンプ>桑田真澄氏(左)と会話する山本(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 昨季まで巨人2軍監督を務めていた桑田真澄氏(57)が2月28日深夜放送のTBS「S☆1」(土曜&日曜深夜0・00)でドジャース山本由伸投手(27)について語った。

 侍ジャパンの連覇が懸かる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にエースとして臨む山本。

 今季からオイシックスでチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務める桑田氏は、山本のWBC前ラスト登板となった2月27日(日本時間同28日)のジャイアンツ戦(スコッツデール)をスタンドから見つめた。

 まず桑田氏の目にとまったのが、試合前のブルペンだ。

 山本の投球練習を見て思わず「おぉ~!ナイスボール」と声がこぼれたNPB通算173勝右腕。

 山本が指示を出して右打者、左打者と実際に立たせて投球練習をし、データをチェックするなど入念に準備をする姿に「丁寧に確認するよね。俺はここまで丁寧に確認したことない」と感心した。

 さらに「ブルペンはあくまでも料理でいうと下ごしらえ。マウンドに上がって一気に料理を仕上げるわけですよ。あそこまで慎重に丁寧に準備すると思ってなかったものですから僕自身も非常に勉強になりました」と“桑田節”。そして、いざ試合開始となった。

 山本は初回、1番・アダメズにカーブを先頭打者本塁打されたが、「打たれることが凄く大事だと思うんですよ。ここはこうやっていくと打たれるんだなっていうのを思い出していくんですよね。試合勘を少しずつ養っていったんじゃないかなと思いますね」と桑田氏は解説。

 山本は続く2番・エルドリッジを2球連続高めのスプリットで追い込み、3球目は高めの直球で意識させ、4球目の低めスプリットで空振り三振に仕留めた。

 この場面については「(いきなり)打たれました。普通のピッチャーならここからボール、ボールっていく流れなんですね。流れを断ち切るということ。これもしっかり出来ていたので、今日の試合で非常に評価できるところじゃないかなと思いますよね」と語った。

 先頭打者弾されたアダメズとの2度目の対戦はスライダーで見逃し三振に。結局、山本は3回で52球を投げ、5安打2失点という内容だった。

 桑田氏は「(前回登板から)だいたい15~20球ずつ増やしていくことが僕は大事だと思ってるんで。そういった意味では順調に来てるんじゃないですかね」と太鼓判。「準決勝、決勝に向けて感覚を研ぎ澄ませていって最後は最高のピッチングをしてもらいたいなと思います」とエールを送っていた。

この記事のフォト

「山本由伸」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月1日のニュース