東邦ガス・佐々木大輔 勝負の社会人2年目 攻守で活躍して富士大の同級生6人が待つプロの世界へ

[ 2026年2月13日 08:00 ]

東邦ガス・佐々木大輔
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 目標に掲げるプロ入りへ、社会人野球・東邦ガスの佐々木大輔内野手(22)が攻守に磨きをかけている。

 「バッティング、守備とも強化して、勝利に貢献したい。今年、絶対プロへ行きたい思いがありますが、そのためには目標としている2大大会でのベスト4以上にチームを引っ張れるような活躍をしなければいけません」

 富士大ではプロ志望届を提出したが、24年10月のドラフト会議で指名されることはなかった。「あのときはめちゃくちゃ悔しかった」。オリックス・麦谷、広島・渡辺らの後を追うべく、ドラフト解禁となる今季はとにかく結果を残すしかない。

 「社会人のピッチャーはクイックも早かった。クイックで投げてくるピッチャーに対してのアプローチを変えられるようにしたい」

 オフシーズンを利用して、打撃フォームの改良に取り組んでいる。佐々木が着目したのは、右足の上げ方。これまではタイミングを取るために上げた右足を軸足である左足にタップしていたが、その分、立ち後れることがあった。「今は大きく上げずに無駄なく、リズム良く打てるようにしています」。投球モーションの巧みな変化に惑わされることがなくなれば、持ち味である力感のないスイングからの広角への長打を十分に期待できる。

 「日本選手権の予選はめちゃくちゃ迷って打席に入っていました。いろんな情報を整理できなかったので、今年は打つ球をしっかり決めて打席に入れれば」

 相手バッテリーの駆け引きに苦しめられたのは、裏を返せば、非凡な打撃センスを認められたからこそだ。鮮烈な輝きを放ったのはJABA大会。東京スポニチ大会のHonda戦で「6番・遊撃」として公式戦デビューを果たすと、実績ある東野龍二から初打席で中前打を放った。続く大阪ガス戦は3打数1安打2打点。打率・600だった京都大会は3試合で2本塁打を含む6安打7打点、ベーブルース杯でも打率・400と打ちまくった。だが、マークが強まった都市対抗東海地区2次予選では打率・227。日本選手権の東海地区最終予選も遊撃ではなく、DHとしての出場と本来の力を発揮できなかった。

 「同じポジションの金田さんにもいろんなことを聞いて、それをヒントにしながら改善しています」

 ベテランの金田達郎からは学ぶべきことが多い。伝授された内野守備の極意の一つが、バウンドに合わせた右足の着き方。これまでにはなかった新感覚で、捕球と送球の安定につながった。「とにかく練習するだけです」。ひたむきな思いを胸に白球を追う。

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