【26年版球界新士録(5)オリックス4位・窪田洋祐外野手】実家のホルモンパワーで北の故郷を喜ばせる

[ 2026年1月18日 05:05 ]

ノックを受ける窪田
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 人口約4500人の北海道由仁町。本人いわく「田舎で人も少なくて、チームもぎりぎり9人で組めているような町」から生まれた初のプロ野球選手として、窪田は夢の舞台に飛び込む。

 「身体能力を生かしたプレーが一番の武器。どう高めて生かしていくか、突き詰めていけたら。見ていてワクワクしていただける選手になりたい」

 スイングスピード164キロ、50メートル走5秒8、遠投110メートル、垂直跳び89センチと、類いまれな身体能力は「特に遊ぶところもなかったので、鬼ごっことか外で遊ぶことが多かった」と幼少期に培われた。小1からやっていたスキーは、検定で1級に合格するほどの腕前。大雨が降るたびに水害を引き起こし「やりきれない」状況に追いやられることから名付けられたという伝説もある「ヤリキレナイ川」が流れる町で、伸び伸びと育った。

 実家は半世紀にわたって地元で愛される人気焼き肉店「東京ホルモン」を営み、「世界一おいしいと思っている」と“ホルモンパワー”で成長してきた。投手としても最速148キロを誇り、二刀流としても注目されたがプロでは野手一本で勝負する。「投げる強さ、身体能力は投手で高めてきたので、うまく野手の方でも生かしたい」と迷いはない。座右の銘は、札幌日大の森本琢朗監督から教えられた「他喜」。「他の人が喜んでいる姿がエネルギーなので」と語る若武者が、ファン、そして地元を喜ばせる飛躍を誓う。 (阪井 日向)

 ◇窪田 洋祐(くぼた・ようすけ)2007年(平19)7月31日生まれ、北海道出身の18歳。由仁中時代は軟式野球部。札幌日大では1年秋からベンチ入りし、2年夏の甲子園は「4番・中堅」で出場。投げては最速148キロを誇り、25年の侍ジャパンU―18日本代表候補選手強化合宿には投手として選出された。1メートル85、88キロ。右投げ右打ち。

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