有原航平 日本ハム入団会見 背番号は74で再出発 伊藤大海とタッグ!年俸は球団最高5億円

[ 2026年1月14日 06:00 ]

背中の背番号を見せる有原(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクから自由契約となり、日本ハムに加入した有原航平投手(33)が13日、エスコンフィールドで入団会見。6年ぶりの古巣復帰で、背番号は74に決まった。契約は4年総額20億円プラス出来高で、11年のダルビッシュ有(現パドレス)と並ぶ球団最高年俸5億円。2年連続最多勝を分け合った伊藤大海投手(28)との強力タッグで、悲願のリーグ優勝へ導く。

 昨季リーグ優勝を争ったライバル球団からの電撃移籍。6年ぶりの古巣復帰も、有原は「球場も(札幌ドームから)変わったし、僕の中では別のチームぐらいの感覚。戻ってきたというより、新しいチームに来たと思っている。フレッシュな気持ち」とはにかんだ。

 新たなユニホームにも袖を通した。メジャー移籍前の20年とはデザインも違う白地に水色が基調。当時は背番号16だったが、「74」という大きな数字を背負うことに決めた。「新たに誰もつけたことがないというか、そういう番号で再スタートしたいという気持ちがあった。大きな番号がいいなと思って見ていて、90番台もあったけど、自分の中で74番がフィットすると思った」。卓越した投球術と制球力で、打者を抑えるスタイルとは正反対のような直感で決めた。「74」を譲り「84」に変更した岩舘2軍内野守備走塁コーチには「ありがとうございます」と感謝の連絡も入れた。

 すでに新庄監督は本拠地開幕となる3月31日のロッテ戦先発を予告。中5日起用のプランも明かしている。対戦相手としては「不気味。何をしてくるか分からない」というが、有原自身も「最低でも180イニング。それよりも上を目指したい」と指揮官の提案を受け止めた。

 ライバルが頼もしい仲間になる。2年連続で最多勝を分け合ったのが伊藤。これまではグラウンドで会話をする程度だったが「伊藤くんは真っすぐも変化球もいいし、何よりも体力がある。昨年も200イニングぐらい(196回2/3)投げている。一緒に頑張っていきたい」と共闘を誓った。昨年のスローガンは「大航海は続く」で、お互いの名前「大海」と「航平」をミックスすれば「大航海」に。16年以来10年ぶりのリーグ優勝へ、新たな乗組員として全力を尽くす。

 吉村浩チーム統轄本部長の「優勝を目指すためには力が必要だ」という言葉も胸に刺さった。16年の日本一を知り、ソフトバンクをリーグ2連覇に押し上げた右腕は「優勝に向かって早くプレーしたい」と力強かった。(横市 勇)

 ≪ダルに並ぶ球団最高額の年俸5億円≫有原(日)の年俸は5億円で日本ハムでは11年のダルビッシュに並ぶ球団最高額となった。なお、プロ野球の日本選手最高年俸は21、22年の田中将(楽)で9億円。今季、契約更改済みの選手では有原の他に近藤(ソ)、浅村(楽)、山田(ヤ)らが年俸5億円以上となっている。

 ▽日本ハムの背番号「74」 基本的にコーチの番号で、選手でつけたのは過去1人。77年オフにドラフト外で鹿児島大から入団した右投手の花増幸二が80年のみ背負った。24年から岩舘学2軍内野守備走塁コーチが昨年まで着用。他球団では中日でプレーした台湾出身左腕のチェンが04年に、広島のソリアーノが96、97年に、ヤクルトの松元秀一郎が91、92年につけた例がある。また、大リーグではメジャー通算476セーブの救援右腕ジャンセン(タイガース)が、ドジャース時代の10年から着用している。

 【有原に聞く】

 ――日本ハムからメジャー挑戦する際には、今回の入団をイメージできたか。
 「想像は全然していなかった。ただ、今までも自分が一番成長できると思うところを選んできた。前回はホークスになったけど、このタイミングでファイターズに入るのが一番成長できると思った」

 ――最近2年間は優勝を争ったチームの印象は。
 「若くてどんどん振ってくる。本塁打も多く、僕は凄い苦手だと思っていた。たくさん打ってもらって、とにかく抑えて、いっぱい勝ちたい」

 ――新庄監督はすでに本拠地開幕戦の先発に指名している。
 「まだお会いできていないので、僕も記事で見ました。しっかりと準備するだけで、いつでも行けるようにっていう気持ちでいます」

 ――どんな役割を果たしたいか。
 「1年間、ローテーションで回って引っ張っていきたい。覚悟を持って、とにかくファイターズで勝てるように頑張りたいです」

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