広島・菊池涼介 “マル秘”打撃改革で定位置渡さん! 36歳、年男の決意「目標は出続けること」

[ 2026年1月13日 05:45 ]

自主トレを公開した広島・菊池
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 広島・菊池涼介内野手(35)が12日、静岡市で自主トレを公開した。出場113試合ながら、新人だった12年以来の規定打席未到達に終わった昨季。節目の15年目に向け、打撃でモデルチェンジを図っていると明かした。打席数が減りつつある昨今。「目標は(試合に)出続けることだけ。結果を出せるように準備するだけ」とし、打って健在ぶりを示す意気込みだ。

 新春の冷気に包まれた静岡市の「ちゅ~るスタジアム清水」。菊池はキャッチボールを終えると、矢野や佐藤啓、前川ら若ゴイに交じって白球を追った。安定した送球に加え、グラブさばき、足さばきも軽快そのもの。仕上がりは上々だ。

 「体は元気。自分の中で新しいことにチャレンジしたり、いろいろ試したりしているので、成果がどういうふうに出るか、楽しみ」

 3月で36歳になる年男。年相応にアクロバティックなプレーは減っても、名手の異名を持つ守備力、堅守は健在だ。菊池の言う新チャレンジ、試行錯誤の主目的は打撃の向上で相違ない。ただし、取り組んでいることの詳細は明かさなかった。

 「やりたいことがあるし、どうなっていきたいか、考えもある。モデルチェンジしているところをやり続けてみて、どうなるか」

 昨季は、若返りを図るチーム方針もあって出場113試合にとどまり、打率・251、4本塁打、28打点。1年目の12年以来となる規定打席未到達に終わった。新井監督は選手起用の判断基準を「結果」としており、さらに数字が求められる。

 「(個人)目標は出続けること。イコール結果になってくるので、出せるように準備するまで。結果を出さないと、試合に出られないと思うので」

 長く不動だった二塁の定位置。今季からドラフト3位・勝田(近大)が争いに加わる。憧れの選手に菊池を挙げ、「練習から動きを見たい」と大阪市内の自宅から広島戦の甲子園に通った逸話を持つ新人。35歳は「そういう目で僕を見ていた選手が入団する。年を取ったなと思う」と苦笑しつつ言葉を重ねた。

 「みんなが戦力なので、聞かれれば教えてあげたい。うまくなってほしいしね。でも、負けないゾという気持ちも持っておかないと、スイッチが切れちゃったらダメなんで」

 ひそかに、地道に取り組む打撃のモデルチェンジ。百戦錬磨の名手は、そう簡単に定位置を明け渡さない。(江尾 卓也)

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