阪神・村上頌樹 沢村賞獲りへ“完投ボディー”つくる 「8完投以上」目標にウエートトレに没頭

[ 2025年12月29日 05:15 ]

キャッチボールする阪神の村上(撮影・岸 良祐) 
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 来季の目標に沢村賞を掲げた阪神・村上が、既にそこへ向けて動き出していた。淡路島で近本と行った合同自主トレ。見るからに胸板が厚くなり、体つきがたくましくなった姿があった。同賞の選考基準の一つ「8完投以上」をクリアすべく、肉体改造に着手していた。

 「このオフは、ウエートトレーニングにしっかり取り組めている。長いイニングを投げるための体力、筋力をつけたいというのが一番にあります」

 今季の3完投が村上にとってのキャリアハイ。来季は最低でもあと5回、1試合を全うするためにも、ボディーメークは必須と捉えた。上半身、下半身とも、負荷を10~20キロ程度増やし、ウエートトレーニングに没頭するオフを過ごしている。

 「ピッチャーは先発完投が理想。1人で投げきれる投手になりたい。そうすればリリーフ陣も休めるし、チームのためにつながる」。沢村賞の基準を満たすほどの成績を残すことが、球団史上初のセ・リーグ連覇に直結すると考えている。ハワイでの優勝旅行を終えて26日から始動し、年末も体をいじめ抜く。

 「ここからも練習は続けますし、ゆっくりするというのはない。もうスタートしているので。逆に気は引き締まっています」

 合同自主トレには2日間で計3500人の虎党が集まった。白を基調とした村上タオルも数多く見られたものの、「チカさんと競り合うのは無理」と笑って白旗を揚げた。来年は沢村賞投手として淡路島に帰還し、先輩に負けない声援を浴びる。(松本 航亮)

 ○…2リーグ制以降、阪神投手のシーズン最多完投は26回で、小山正明(62年)、村山実(65年)、江夏豊(68年)の3人が記録。近年は投手の分業制が進んでいるため、来季から沢村賞の選考基準となるシーズン8完投以上を00年以降に記録したのは井川慶の3度(02、03、06年でいずれも8回)のみ。全球団では松坂大輔(西武=当時)の15回(05年)、田中将大(楽天=当時)の14回(11年)をはじめ、延べ22人で47度となっている。

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