スコット・ボラス氏 今井達也の交渉球団数は「具体的な数字は言わないが…」 契約時期も言及

[ 2025年12月10日 01:57 ]

報道陣の質問に答えるスコット・ボラス氏
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 大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティング(WM)が9日(日本時間10日)、フロリダ州オーランドで行われ、代理人のスコット・ボラス氏(73)が取材に対応した。

 西武からポスティングシステムを利用した今井達也投手(27)について、ボラス氏は「投手のマーケットは非常に活発だ。今井はこの市場で最も速いボールを投げる投手で、しかも最も若い。そのため彼には当然多くの関心が寄せられているし、私たちは複数の球団とその話を前進させている」と語った。具体的な交渉球団数については「具体的な数字は言わない。ただ、多くの関心があることは明らかだ。数字は言わない。今井を必要としない球団がどこにあると思う?そういうことだ」とした。

 今井の人気については改めて「彼の能力は間違いなく、(先発ローテーションの中で)“ナンバーワン級”の領域にある。98マイルの速球を投げるし、素晴らしいチェンジアップもある。だから、彼は先発ローテの最前線を担う存在として見られている」と語った。

 今井はドジャース以外に行きたいと思っているのかを問われると「その発言の文脈は、彼がドジャースを尊敬しているということだ。大谷や山本を尊敬している。彼が言いたかったのは、“もし一緒にプレーできないなら、彼らと対戦するのはどうですか?”ということだ。彼は“日本で何年もそうしてきたし、よく知っている。偉大な選手と対戦するのは楽しいし、敬意も持っている。それでも、これまでやってきたように彼らと戦う覚悟はある”と言っていた」と補足した。

 今後の展開について、ボラス氏は、球団を絞る段階にあるのかを問われると「いずれそうするが、現時点ではまだ基本的な会談を続けている段階だ」とした。近日中に米国に来る予定を聞かれ「来る」と答えたボラス氏は「このミーティングの後に、彼との会談の形式をスケジュールするつもりだ」とした。今後は今井本人の希望とすり合わせながら、球団を絞っていくことになる。

 2006年オフにポスティングシステムでレッドソックスに移籍した松坂大輔投手は期限最終日での合意となった。逆に吉田正尚外野手の移籍は早く決まった。ボラス氏は「そうだな、(今回は)サンドイッチのように、その中間になるだろう。こういった契約のタイミングは予測できない。一人が動けば、別の選手が動き、そうなると球団の方向性がより明確になるからだ」と慎重に市場の動きを見極めていく考えを示した。

 今井の交渉期限は米東部時間で来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)となっている。

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