日本ハム・伊藤大海 ダル超え!入団6年目球団最高3億4000万円 WBCではジャッジ斬り意欲

[ 2025年12月4日 06:00 ]

お祝いのくす玉を手にポーズする伊藤(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・伊藤大海投手(28)が3日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、1億2000万円増の年俸3億4000万円でサインした。入団6年目では10年のダルビッシュ(現パドレス)の3億3000万円を抜く球団史上最高額。来季の開幕投手に指名された沢村賞右腕は来年3月のWBC出場にも意欲を示し、米国代表主将のアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)との対戦も熱望した。(金額は推定)

 喜びと自覚を胸に、落ち着いた表情で大台突破を受け止めた。年俸3億4000万円。プロ入り前から憧れ、尊敬するダルビッシュを超える6年目の球団最高額を伊藤は、冗談めかしながら喜んだ。
 「税金が大変だな、と思いながら…。ダルさんは高卒で、僕は大卒ですけど、凄くうれしく思います」

 新庄監督の「大海だけは休ませない」という思いを受け、今季の先発陣で唯一、ローテーションを守り抜いた。終盤には初の中4日も経験するなどフル稼働し14勝8敗、防御率2・52。2年連続最多勝と195奪三振で最多奪三振を獲得し、念願の沢村賞にも輝いた。最優秀バッテリー賞、ゴールデングラブ賞も合わせて“5冠”にふさわしい評価も「自分のスタイルを貫けたのは良かったけど、優勝したい思いだけが強い」とあと一歩でリーグ優勝を逃した悔しさも残った。

 11月22日のファン感謝イベントで、新庄監督が来季の開幕投手に指名。3月にはWBCが控える。前回の23年大会は米国との決勝で6回に登板して3者凡退に抑えるなど、世界一に貢献。だが「あの時は一生懸命過ぎて、その先を見られていなかった」と同年のレギュラーシーズンは7勝止まりだった反省もある。「言葉が難しいけど、(開幕までの)過程の中に最高の舞台があるみたいなイメージ」とあくまでシーズン開幕へ合わせながら、自然体を貫き侍ジャパンで力を発揮する。

 対戦したい打者にはメジャーで本塁打王を3度獲得し、2年連続でア・リーグMVPに輝いたヤンキース・ジャッジを挙げた。前回は出場していなかったが、今大会は米国代表主将を務める通算368発の強打者。「スイングしたらマウンドまで風が来そう。振らないの?ってぐらいまで球を呼び込んで引っ張り込める。感じてみたい」と胸を躍らせる。

 「チーム内で一番いい成績であれば、おのずとタイトルも付いてくると思うけど、自分どうこうより、ただただ優勝したい」。世界一から悲願のリーグ優勝へ。伊藤が最高の一年を目指す。 (田中 健人)

 ≪歴代6位の高額≫伊藤(日)が来季3億4000万円で契約更改。6年目の年俸としては、歴代6位の高額で、チームでは10年ダルビッシュ有の3億3000万円を抜く最高額になった。なお、日本ハムで年俸3億円以上は11年ダルビッシュの5億円を筆頭に6人目。

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