阪神・門別啓人 “虎のロイヤルホープ”に 無名馬が有馬V目指すドラマに刺激 ロケ地の北海道日高町出身

[ 2025年11月20日 05:15 ]

契約更改を終え、来季の活躍に思いをはせる門別(撮影・後藤 正志)
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 今季、プロ初勝利を挙げた阪神・門別が来季のブレークを誓った。西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、330万円増の1200万円で一発サイン。会見ではTBS系の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」に続く、サクセスストーリーの実現を誓った。

 「ドラマのことは選手の中でも言われています。自分も、もっと地元を背負えるような選手になりたい。そのためにやることはたくさんある。オフも一つずつ埋めていきたい」

 出身地の北海道日高町は妻夫木聡主演の人気ドラマの舞台、ロケ地として注目を集めている。中央では無名の競走馬「ロイヤルホープ」が一歩ずつステップアップし、年末の有馬記念を目指す物語。その姿は虎の若き左腕と共通点がある。

 今季は初めて開幕ローテーション入りを果たした。シーズン2試合目の登板となった4月6日の巨人戦では5回2/35安打無失点でプロ初勝利をマーク。5月28日のDeNA戦でも5回8安打無失点で2勝目。だが、先発8試合で6回を投げ切ることは一度もできずに、5度の出場選手登録抹消を経験。登板は自己最多の12試合ながら2勝3敗、防御率4・43でシーズンを終えた。

 「初勝利できたということだけでした。自分で完全に投げて勝ったわけじゃなく、ローテを回りきれなかったので、情けない、悔しい一年だった」

 課題克服のため、秋季キャンプでは参加メンバーで唯一、1000球超えの投げ込みを敢行した。スタミナと球の質を上げることに取り組んだ。「オフも完全に休むんじゃなく、これからも投げ込みたい。来年こそローテを一年間守り切りたい」と目標を掲げた。

 ドラマのハイライトが有馬記念なら、門別の目指すステージは来年の日本シリーズ。虎の「ロイヤルホープ」が、高卒4年目での大ブレークに向け、オフは徹底的に自らを追い込む。(鈴木 光)

≪TBS系「日曜劇場」で放送中の感動ストーリー≫

 ▽ザ・ロイヤルファミリー 先月10月からTBS系「日曜劇場」で放送中の連続テレビドラマ。早見和真氏の同名小説が原作で、競馬の世界を舞台にした人間と競走馬の20年にわたる物語。妻夫木聡演じる税理士の主人公と、佐藤浩市演じる馬主との出会いから話が始まり、北海道日高地方で育った競走馬が有馬記念制覇を目指す。

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