ソフトバンク・杉山一樹 来季は“タフネス守護神”目指す「3連投が普通にできるぐらいにしたい」

[ 2025年11月18日 06:00 ]

みずほペイペイドームを訪れた杉山(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの杉山一樹投手(27)が17日、3連投&イニングまたぎ歓迎の“タフネス守護神”を目指すと掲げた。今季はリーグ最多の65試合に登板し、自身初のタイトルとなるセーブ王に輝いた右腕だが、さらなるフル回転に腕をぶしている。再びチーム内の競争を勝ち抜いてクローザーの座を奪い、勝ち試合の最後を締めくくり、パ・リーグ3連覇、2年連続日本一に貢献するつもりだ。

 守護神は1イニングでも多くマウンドに立つことを渇望していた。みずほペイペイドームでのトレーニングを終えた杉山は、来季のさらなるフル回転を誓った。

 「今年は(3日連続での)3連投を2回しかしていない。3連投が普通にできるぐらいにしたい」

 今季はリーグ最多の65試合に登板。CSファイナルS、日本シリーズを合わせて実に72試合に投げた。それでも抜群のスタミナを誇る右腕は「疲れはそんなになく、すぐ取れました」と涼しい表情を浮かべた。さらに登板試合数が増えることについても「問題ありません」と口にする。

 日本一を決めた阪神との日本シリーズ第5戦で2イニングを投げたようなイニングまたぎも「全然大丈夫です。お構いなしです」と腕をぶす。3日連続での登板はレギュラーシーズンの5月3~5日と日本シリーズ第3~5戦での計2回。首脳陣には“連投歓迎”の意向を示していく。

 今季はオスナがコンディション不良で離脱した後の6月から守護神として定着。3勝4敗10ホールド31セーブで防御率1・82と安定した投球を続け、ポストシーズンでも7試合計8イニングを投げて無失点に抑えた。もちろん来季も抑えの役割を目指していく。

 「オスナも帰ってきますし、松本(裕)さんも藤井さんもいる。もう一回競争して、つかみたいなと思います」

 打線が点を取り、中継ぎがつなぐことで守護神に登板の機会が巡ってくる。そこで逆転されてしまうとチームが受けるダメージは大きい。そんな重圧もある中でも「勝ちで終われる瞬間が楽しかった」とやりがいを感じていた。さらに“タフネス守護神”として来季も最終回を締めくくるつもりだ。

 50試合に登板した昨季の経験を生かし、今季はさらなる飛躍を遂げた。「昨年以上にやり切った1年だったなと思います」。セーブシチュエーションで一度も失敗がなかった頼りになる右腕はリーグ3連覇、2年連続日本一に向けて腕を振っていく。 (木下 大一)

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月18日のニュース