サイ・ヤング賞はスクバル&スキーンズ!ともにリーグ防御率トップ 山本由伸は日本人初受賞ならず

[ 2025年11月13日 09:57 ]

タイガースのタリク・スクバル(左)とパイレーツのポール・スキーンズ
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 大リーグのサイ・ヤング賞が12日(日本時間13日)に発表され、ア・リーグはタイガースのタリク・スクバル投手(28)が昨年に続き、2年連続2度目の受賞。ナ・リーグはパイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が初受賞した。

 スクバルは今季31試合に登板し、13勝6敗、リーグトップの防御率2・21。241奪三振もリーグ2位と好成績を残した。

 18勝、防御率2・39、228奪三振で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠を達成した昨季に続く栄光を手にした。球団で複数回受賞は1968、69年デニー・マクレイン以来、56年ぶりの快挙。また、左腕の2年連続受賞は2013、2014年のクレイトン・カーショー(ドジャース)以来となった。

 家族で中継に参加したスクバルは「これは個人的な賞だが、僕はチームを誇りに思っている。シーズン後半はいくつかの逆境を経験したが、プレーオフに戻って戦えたし、もちろん力及ばずだったけど、この賞の多くの功績は、僕の後ろでプレーしてくれた選手たち、そしてキャッチャーのおかげでもある。そして、チーム全体もです。彼らに感謝したい」とバッテリーを組んだ捕手、後ろを守った野手陣、チームへの感謝の言葉を口にした。

 一方、メジャー2年目のスキーンズは今季32試合に登板し、10勝10敗ながら、両リーグ唯一の1点台となる防御率1・97と圧倒的な数字を残した。

 スキーンズは白シャツにチノパン姿のスキーンズは恋人でインスタグラムのフォロワー数が540万人を超えるインフルエンサー、オリビア・ダンや両親らとともに中継に登場。受賞が決まると、黒いドレスに身を包んだダンとしっかり抱き合い喜んだ。

 昨季の新人王に続く栄誉ある賞の受賞にスキーンズは「僕の野球人生を振り返ると、大学は捕手としてスカウトされた。そこから投手に転向し、メジャーリーグに行くなんて、ましてやサイ・ヤング賞を受賞するなんてまったく考えてなかった」としみじみ。続けて「だから、いつも思い通りになるとは限らない。目標を見失わず、良き人々に囲まれ、努力を続ければ必ずや成し遂げられる」と語った。

 ドジャースの山本由伸は30試合で12勝8敗、防御率2.49の数字を残し、ナ・リーグ最終候補の1人だったが、日本人初受賞とはならなかった。

 投票結果も発表され、全米野球記者協会員30人全員から1位票を集め、満票選出となった。2位は2位票を30票集めたフィリーズ・サンチェスで、山本は3位だった。

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