西武秋季キャンプで「お昼寝タイム」導入 フィジカル強化へ「寝る子は育つ」

[ 2025年11月11日 07:05 ]

西武・広池浩司球団本部長
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 「スリープアドバイザー」なる職業があるのを初めて知った。眠りに関する悩みに対し、最適な睡眠環境などのアドバイスを行う「眠りのプロ」だという。西武はその専門家からの助言のもと、秋季キャンプで球界ではあまり例のない「お昼寝タイム」を導入した。

 キャンプのメニュー表には「パワーナップ(30分以内の短い仮眠。napは英語で昼寝、うたた寝などの意味)」と記されている。昼食後、選手はミーティングルームや仮眠室で短い睡眠を取る。宮崎・南郷での1軍組のキャンプではバスの中で寝ているという。疲労回復などに効果があり、西武の広池浩司球団本部長は「仮に寝られなくても、目をつぶっているだけでもいい。(睡眠後の)午後に凄く効果が出ます」と話した。

 この秋、西武のキャンプでの最大のテーマがフィジカルの強化。ウエイトトレなどを中心に体を強く、大きくし、試合でのスイングや打球の強さにつなげたい考えでいる。その体作りで効果を最大にするために取り入れたのが「お昼寝」だ。「栄養を摂って、睡眠を取って、トレーニングをする。その3つをずっとやっていく中での一環です」と広池本部長。大事なのは寝過ぎないこと。夜の睡眠に影響が出ては逆効果になってしまうからだ。

 まさに「寝る子は育つ」。今季、西武はチーム打率・232がリーグワースト。80本塁打は4位、長打率・328も最下位だった。「パワーナップ」を経てたくましくなった選手が来季、どんな力強い打撃を披露してくれるのか、楽しみだ。(記者コラム・鈴木 勝巳)

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